2016年05月13日

静岡ホビーショー東京マルイ新発表 ~「マルイ純正 NEWプロ三脚」の新発売はまだですか~

5月12日、静岡ホビーショーが業者向けにオープンとなり、ついに東京マルイの次期新製品が初のお披露目となった。


筆者も赤羽からはるばる静岡の地へと赴き、新製品発表をこの目で確認。

特に大注目を集めたのが、この二挺だ。



一挺は、世界初の発売となるガスショットガン。



KSG ショットガン




そしてもう一挺は、選び抜かれた精鋭の兵士のみが使用することを許されたプロフェッショナル・ウェポン。





電動MP7タンカラー


といった事実はなく、KSGに並んで目玉となった商品はまさかの新作エアーコッキングライフル





M40A5 スナイパーライフル



筆者の前回の記事の予想ではKSGとAK47ガスガンを挙げたが、結局KSGの相方はコードベロニカとは1mmも関係無い銃であった。
何だったんだあのシャツ。




しかしながら、これは良い方向の予想の裏切りだったと言える。
それほど、期待の新星M40A5ライフルは魅力的な製品であった。


東京マルイのブースでは他にも多くの商品が紹介されていたが、まず今回の記事は【前編】として「KSGショットガン」「M40A5エアスナイパーライフル」の2点に焦点を絞って仕様の紹介、使用感考察を行いたいと思う。












「笑ってはいけないシリーズ」で控え室の机の中に入っていたら威力が高そうな
デカ広報こと島村氏の気合のプロモ写真はさておき、KSGの詳細の説明を。

実銃のKSGショットガンについての詳細は前回の記事で紹介した為、ここでは省略する。




今回のKSGガスショットガンは実銃採寸によりリアルサイズに製作されている。

実銃同様に外装にプラスチックを多用し、インナーフレームはダイカスト製。

全長約66cm、重量は約2.5kgとなっており、重みがグリップから後ろに集中しているので、肩付けで構えた際のバランス、ハンドリングはかなり良好。

商標の都合で、刻印はマルイオリジナル無念。



発射システムは従来のガスショットガンM870シリーズを踏襲しており、従来の30連ショットシェルを利用して給弾を行う。

同時発射弾数を3発⇔6発で任意に切り替えが可能。

切り替えスイッチは、チャンバー部分を覆うプラスチックのカバーを外す事でアクセスできる。

なお、電動ショットガンAA-12は各バレルで独立したホップ調整が可能だったが、KSGはM870シリーズと同様の固定式ダブルホップアップ機構となっている。




ガスタンクはストック部に収納される。ガスタンクはKSG専用品。

M870同様、バットプレートを外すことでプシュンとワンタッチで着脱。



ピカティニーレールが本体の上下に備わっており、20mmレール対応の各社オプションを装着可能。

標準で付属しているアイアンサイトは、最近発売されたハイサイクル電動ガン『M4パトリオットHC』に装備されているものと同型で、サイトを倒した状態でもオープンサイトで照準がつけられる。



そして一番の見所は、初見は確実に迷うショットシェルの独特な装填方法。



実銃で言う装填・排莢を兼ねたストック下部のポートを覗き込むと、ショットシェルをセットできる口が二つある。

このうち、給弾に関わるのは右側だけである。
右側のポートにショットシェルを一個セットし、撃ち切ったらエジェクション用のスイッチの爪を引っ張りショットシェルを交換という流れとなる。

では左側は何に使うのかというと、もはやお約束のスペアショットシェル・ホルダーである。

実銃では給弾チューブを切り替える為のスイッチが、このガスガンの場合はストッパー代わりとなっており、これを左側へパチンとずらすことで左側のポートが解放され、スペアとしてシェルを2本収納しておくことが出来るようになる。
取り出す場合は、左側のエジェクション用スイッチを引けばスプリングの力で一発ずつ飛び出してくる。

実銃のダブルチューブマガジンの構造を生かした面白いギミックではあるが、問題はやっぱり普通に自分のポーチからリロードした方が早い気がするということである。


リロードの動作を整理してみよう。

弾切れ時、使用済みのシェルを排出し、ストッパースイッチを左側に動かし装填されていたスペアシェルを取り出す。

ところが、そのままスペアシェルを給弾ポートにセットすることはできない。

ストッパースイッチがシーソーの要領で右側の給弾ポートを塞ぐためだ。
給弾ポートにシェルを入れるには、スイッチを元に戻さなければならない。

弾切れのシェルを抜く⇒スイッチをに入れる⇒スペアシェルを取り出す⇒スイッチをに入れる⇒スペアシェルを給弾ポートにセット

…という煩雑な工程を、装填口が自分の視線より後ろに来るブルパップ式の銃で行うには、果たしてどれだけの慣れが必要なのかと考えてしまう。

発売後は、まずストッパースイッチを取り外すのがデフォルトになるような予感がする。


とはいえ、必ずしもこの銃を使用するユーザーが利用しなければならないギミックというわけでもないので、取り立てて致命的な欠点とも考える必要はないだろう。

むしろ、ブルパップ式による信頼性の高いコンパクトさがそれを上回る大きな利点となるはずである。


このKSGの発売は、ガスガンが最も性能を発揮できる今年のの間を予定しているという。

会場では、実際に手で持てるだけでなく、コッキング、空撃ちまでしてOKな状態の製品が展示されていた為、発売はそう遠くないと思われる。


東京マルイKSGショットガン ファーストパーソン・ビュー




それにしても、KSGが実際にエアガン化されるとなるとやはりショットガン愛好家の筆者としては胸が熱くなる。

※参考画像 特に意味も無く買い集められた筆者のショットガン



KSGは実銃の存在を初めて知った頃から特に欲しいと思っていたモデルの一つで、筆者は今までその抑えきれない物欲を、1990年代のいにしえのFPSゲーム『DOOM』で『コールオブデューティー:モダンウォーフェア3』に登場した現代武器の数々を使用することが出来るようになる改造MODを導入したDOOMをプレイしまくるというおよそ正気とは思えない方法で解消していたため、実際に購入できるエアガンが登場すれば少しは健全に近づけると一安心である。

※参考画像



今までショットガンのエアガンといえば、市場にあるのはM870のようなタイプのオーソドックスな銃ばかりだったので、AA-12やKSGに続いてモダンなショットガンを次々と東京マルイからエアガンとして製品化してくれれば大変盛り上がって面白いと思う。





続いて、M40A5の紹介。

M40A5は、世界的に有名なレミントン社製M700ボルトアクション式ライフルを、アメリカ海兵隊が自前で改修して運用しているスナイパーライフルである。

高さを調整可能なチークピースと、厚みを変更できるバットプレートを備えた、構えやすいデザインのマクミラン・ストックが装備されているのが最大の特徴。


ステンバーイ・・・(小声)

このストックが備わったのはM40A3からで、現行型であるA5はさらに、交換可能なフラッシュハイダーと10連マガジン、AN/PVS-22ナイトビジョンなどを追加搭載する為に前方にピカティニーレールマウントが追加されている。

今回発表されたエアガンは、実銃の仕様を概ねリアルに再現。

L96以来の、実銃をモデルとした本格スナイパーライフルエアガンの誕生である。



ストックは実銃と同じく、チークピースとバットプレートを射手の好みに合わせて調整可能。

コッキングハンドルには「ボルトハンドル・ロック」と「コッキング・インジケーター」が搭載。

ボルトハンドル・ロックは、VSR-10の操作時にありがちだった「ボルトを引いたあと、ハンドルを倒した状態で戻してしまい、ストックにハンドルをぶつけてしまう」というトラブルを防ぐ為、ボルトが引かれた状態ではハンドルが上方で固定され倒れることが無く、ボルトを戻した時点で初めてボルトハンドルを戻すことができるという機構になっている。

コッキングインジケーターは、コッキング状態がひと目で分かるよう、ボルトの後端にボタンのような丸いパーツがあり、
これが引っ込んでいるとコッキングされていない状態、飛び出していればコッキング済みの状態、とすぐに射手が判別できるようになっている。


コッキングインジケーターは地味ながら便利な機能だと思う。

安全な状態かどうかをすぐ目視確認できる他に、
銃を構えながら定点で敵を待ち伏せする際、ふと「そういえば…コッキングしたっけな?」という、不意に自宅の鍵の掛け忘れが気になるあの現象に近い疑問がよぎった場合でも、構えを解かずに視線を動かすだけで確認して安心できるという利点がある。


コッキングは速射性を重視しショートストローク化されており、VSR-10よりも快適な連発が可能になっている。

ゲーム派VSリアル派で好みが真っ二つに分かれるポイントだが、社外製でフルストローク化ボルトなるカスタムパーツが登場することで、争いに終止符が打たれることを願うばかりである。



内部機構はVSR-10やL96とは異なる完全新規設計となっており、既存のパーツはほとんど互換性がない模様。

マガジンは外観を損なわないリアル形状ボックスマガジンとなっており、装弾数は約40発前後予定。

驚くべきポイントは、射手の感覚に合わせてトリガーフィーリングを調整可能というところ。
完全にガチですやん。

精密競技銃クラスの気合の入れっぷりに恐れ入るばかりである。


こちらのエアガンはKSGと異なり、手に持ったり動作体験ができる段階ではなかったが、KSGの次の製品として夏~秋ごろの発売を目処に進行中とのこと。


筆者の所持しているエアーコッキングガンは、ショットガン系を除けばあとはマルイのG3A3クラウンのリボルバーくらいで、今まで興味のあるジャンルではなかったが、今回のあまりにガチすぎる発表を見て普通に一挺欲しい と思ってしまった。

もし、ライフル射撃用の東京マルイオリジナル「NEW プロ三脚」なる商品がセットで発売されてしまったら、特に使い道を思いつかないまま即座にお財布を開いてしまうに違いない。




なお、3挺目の新製品でありガスブローバックライフル第2弾は、ものすごく約束された未来感があるM4 CQBR



筆者の推測では、AKシリーズやMP5などをガスガン化してある程度王道ラインナップを固めてから、M4の変種をひょっこり出すであろうと考えていたが、実際は結構早かった

基本的なスペックはM4MWSに準じており、ボルト破損防止機能「Zシステム」を搭載し、セラコート仕上げとなっている。

ナイツタイプフォアグリップが標準で付属。



ストックはクレーンタイプとなっており、リアスリングフックが標準装備される。

新鮮味には欠けるが、ますますゲームに使用しやすい仕様となっているのは間違いなく、これでガスブローバックガンの人口が増えてくるとなかなか楽しい戦場になっていくだろう。




相変わらずモックアップのままだったガスガンUSPと対面し、スターウォーズの冷凍されたハン・ソロを見た気持ちになった筆者の深い悲しみについてもいつか書き綴りたいと思う。







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Posted by フロンティア  at 21:12 │マルイ製品ホビーショー